日本広報販促士会

日本広報販促士会 日本広報販促士会は、広報宣伝担当者の人材育成の一環として、広報宣伝プランナー、販売促進士、販売促進コーディネーター資格を認定しています。
これらの資格は、広告、広報、販促企画、営業企画、商品企画、商品開発、販売チャネル戦略構築で活躍する、専門家資格です。

広告代理店と広告主・クライアント(2)

広告代理店について

1.歴史

広告代理業の起源は、1612年フランスの新聞発行業者T.ルノードがパリで創業した〈金の雄鶏社〉に始まるといわれます。日本では、1873年設立の内外用達会社が広告取次を行ったのが最初で、1895年博報堂,1901年電通の前身の日本広告株式会社が誕生しました。

2.広告代理店の主な仕事

広告主と新聞・雑誌・放送などの媒体との中間にあって業務を代行する営業が大きな仕事となっています。広告主に対しては市場調査、広告企画立案、広告制作、媒体選定、広告作業の実施などを代行し、媒体に対しては広告スペース・時間などの販売を代行しています。また、販売促進のための市場調査、イベントの開催など広範な業務を行っています。

3.分業化

現在では、広告代理店の組織は、会社によって異なるところがありますが、おおよそ「マーケティング」、「クリエイティブ」、「プロモーション」、「営業(連絡局)」、「ラテ局(ラジオ、テレビ局)」、「出版局」などなど、代理店固有の組織の呼称も含めて細分化されています。

一方、大手企業のクライアント側の組織は、大きく2つ区分されているケースが多くあります。クライアント側は、広告代理店と同様に分業化している会社と、商品・サービスのブランドごとに組織が分かれ、担当をつけるいわゆるブランドマネージャー制を採用している会社が多くあります。

ここで、クライアント・広告代理店が双方共に同様な組織体系であると、全体像・そもそもの目的など重要なポイントを見失ってしまうことがあります。なぜなら、大企業のそれは具体的には「分業化」が進んだ結果、個人一人一人の仕事の範囲狭くなっていて、権限が小さくなってしまっていることが挙げられます。

それにより、広告代理店側からするといつまでも、具体的な内容が決まらない、ということも多くなり、信頼関係にも影響が出てくることになります。正に「木を見て森を見ず」という状態に陥ってしまうことが、まま、あるのです。これを防ぐため、お互いが常に俯瞰、モノゴトを観ること、広い視野で、客観的な視点でモノゴトを見るように努力することが大切になります。

販売促進士に、今求められているモノ、コト